スマート介護で夜間職員に余裕と安心を。見守り機器と記録システム連携で夜間の記録負荷軽減。

Q. 今回Wi-Fi整備と、眠りスキャン・インカム・スマホを新たに導入され、更に眠りSCANと記録を連携されましたが、これらの整備を行った経緯を教えて下さい。

2021年度から取り組んでいる「介護職員の業務負担の軽減」が導入の目的でした。介護職員の介護業務はもちろん、ご利用者の安全確認のための見回りや介護業務に付随する記録業務など、軽減を図りたい業務は多岐に亘ります。介護をもっとスマートな仕事にして、若者に介護に興味を持って欲しい思いもあります。職員が元気な施設は、ご利用者も元気だと思います。職員の業務負担の軽減は施設経営にも大きな効果が期待できると考えています。

Q. 新しく導入した施設設備を詳しく教えてください。

2021年度は、眠りスキャン、インカム、スマートフォン端末、Wi-Fi環境整備と眠りスキャンとケアノートの連携機能を導入しました。
・眠りスキャン 35台
・インカム 30台
・スマートフォン 15台
・Wi-Fi環境 施設全体

Q. 改善された点、スタッフの変化、スタッフの声等を具体的にお聞かせください。

導入完了から6ヶ月を経過し、導入効果はどれも当初の期待どおりと言えます。眠りスキャンは、特に介護職員の少ない夜間の見回りの回数減に大きな効果を発揮しています。ご利用者それぞれのリスク度に応じて、従来は30分~120分間隔の見回りを行っていました。導入後は、30分間隔のご利用者は120分間隔に、60分間隔のご利用者は180分間隔など、約3分の1の頻度に見回り回数を減らすことができました。これによって、時間にして1夜勤あたり約250分の時間が削減された計算になります。この削減された時間で夜勤職員が休憩時間を確保したり、記録業務に充てたりと有効に活用しています。そして、眠りスキャンとケアノートの連携機能の追加によって、これらの見回りに係る記録の大半が削減されました。眠りスキャンから発信されるベッド上のご利用者の状況を30分毎の定時記録と動作検知毎の記録が自動で記録され、多いご利用者では1日30件を超える自動での記録になります。また、インカムの導入では、ご利用者からのナースコール対応時の介護職員の重複対応のムダが全て解消されたり、応援要請のための隣接ユニットまでの移動を全て解消できました。何より、介護職員が1人になる時間が少なくないユニット型施設では、インカムによっていつでも直ぐに応援を要請できる環境は介護職員の安心に大きな効果を発揮しています。

Q. 将来考えている活用方法、目標があればお聞かせください。

ケアノートは、遠隔でのご家族のケース記録や保存された写真の閲覧などの活用ができるのではないかと考えています。ご利用者の日常でのちょっとした出来事や表情を遠方やご自宅で確認できたらと思います。

Q. オールウィンシステムに期待することを教えてください。

「ITだからできること」を介護の様々な場面で創造してもらいたいと思っています。オールウィンシステム様と当施設(法人)との協力で積み重ねてきた実績と信頼関係で、新たな製品や機能の提供を期待しています。

スマート介護で夜間職員に余裕と安心を。見守り機器と記録システム連携で夜間の記録負荷軽減。

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